テイルズ オブ ゼスティリア(TOZ)の残念なお話(前編)
非常に残念な結果になってしまったテイルズ オブ ゼスティリア(以降ゼスティリア)の非常に残念なお話です、シリーズ好きなので楽しいお話をしたかったんですが…。
テイルズチャンネル+やアマゾンのレビューの炎上もこれまたすごい。
以降ほぼ怒り・愚痴・批判のよーなお話が続きます。
※ストーリーやキャラメインの前編と戦闘メインの後編に分けます。
ざっくり感想
20周年って一体何だったんですかね。
とにかく話も戦闘も面白くない上にストーリーを進めれば進めるほどキャラに対する不信感が沸き、そこに追加シナリオDLCを1300円で販売する、とかいうふざけた商売でトドメを刺されました。発表時期から考えて「最初から作ってました」感がすごい、いくらなんでもあからさますぎ。
何か一つ「すごくいい所」があればここまで思わなかったかもしれません、実際ヴェスペリアやグレイセスの完全版商法やDLCもしょーじき酷いなぁと思ったけど面白かったしね。
けどゼスティリアは擁護できないレベルでつまんないです。
装備システムが面倒なので装備ほとんど更新せず、DLCのニュースでプレイ意欲が削がれていろいろと面倒になったので、シリーズで初めて難易度シンプルにしてクリアしました。
シナリオについて
ヒロイン詐欺について
ゼスティリアで一番言われてるのがコレなので触れないわけにはいかないでしょう!
別にアリーシャが特別好きだったわけじゃないんですけど、再加入しないとは思いませんでした。最後の方なんかただの出番多いサブキャラでしかないしね。っていうかアリーシャの装備、ずっとショップに並んでるしメインヒロインかどーかはともかく再加入しないなんて誰も思わないでしょう、普通。
1300円DLCではアリーシャメインとか言われてもタイミングが早すぎて「あっそう、最初からDLC売るためにこういう扱いにしたんだね」と誰でも思うに決まってますよ、アリーシャが好みかどうかはどうでもよく、ユーザーの足元見て商売してる感があからさまな所が一番怒るところでしょうね。
「真の仲間」について
もう「真の仲間」って聞くだけで笑えてきます。
この発言のとき、別にアリーシャの陰口言ってるというようには感じなかったけど、まぁ…正直失言かなーとは思う。
ゼスティリアのPTはアリーシャをイジメてる、陰口を叩くとか言われてますがそれはちょっと過剰な気もする、彼らは悪気はないと思うよ!だからいいって話じゃないけど!
ただ気持ちいい事は言ってないのは間違いないけど。
天族について
そもそも天族が通常の人間に見えないっていう設定がいらないと思うんですよね。機会は殆どないですが、人間と戦闘(兵士とか)する時、この設定もあって天族はターゲットされないとかいうゲームとしてはどーかと思う仕様に…。
せめて人間に干渉する時は見えるようになるとかにすればいいのに。
ドラゴンについて
出番なさすぎて全然重要に見えません。結局エドナのお兄さんはサブイベ扱いだし、メインストーリーで戦ったのは終盤のティアマットぐらい、うーん…。
ラスボスは一応ドラゴン扱いですが、元の姿から言ってライオンにしか思えない。
ストーリーに関わってくる重要な存在と聞いたんですが、ふたを開けてみればいつも通りの「ただの強い敵」でした。
キャラクターについて
スレイ
物語を通じて成長した感じがしないどころか劣化してない?
掟を破ってまでアリーシャを助けた序盤のスレイはどこかへ消えました。
ラスボスを結局「殺す」のも超マイナス、殺さずに救う方法を見つけてこそスレイじゃないかなぁと思うんですが…結局ロゼの意見に賛同しただけに見える。殺さない方法もあるんじゃないかなーと思ってライオンさんに剣刺さずにちょっと待ってみたんですが、意味なかったです。
なーんかイマイチ。
中の人は好き。
アリーシャ
せめてマルトラン戦の後に正式加入してくれれば救いがあったと思う。
スレイとは天遺見聞録で盛り上がったり、旅に出るきっかけになったキャラだったり、そもそもスレイと初めて会った人間なんだからもっと特別扱いしてもいいんじゃないかなー。
アリーシャに足りないのはスレイとのロマンス感というか何と言うか…。
せめてイベントで頻繁に出てくるならまだしも、存在感すらないからねホント。
ミクリオ
スレイの真の嫁。
彼の行動は基本、スレイ中心なので真の仲間発言も致し方ないのかもしれません。
弄られキャラとしての素質が高かったのが救いです。
ライラ
制約のせいで何も語れない割にガンガン干渉してくるのがだんだんウザくなってきたキャラ。
最終的に「嫌いってほどじゃないけどなんだかな~」って感じに。
エドナ
性格上キツい事を言っても許されるキャラなのでセーフ。現実的・効率的な意見を出す役割だと思うので、それはそれでいいんだけどスレイはもっと突っぱねよう。
ちなみにのえさんのラバーストラップはエドナでした。
デゼル
正直言って死ぬ直前に出てくる、復讐の理由とか過去とかなんちゃらが説明不足すぎて意味不明。
ついていけなかったです。
ロゼ
真のヒロイン…っていうほどヒロイン扱いもないので、どっちかって言うと人間における相棒ポジ(天族ではミクリオ)
正直言ってロゼの穢れ関連は「?」しか出ません、まぁ…ロゼが必殺仕事人するのは別にいいとしても、PT内での賞賛・全肯定とかで更に「??」、暗殺者じゃなきゃもうちょっとマシだったと思うけど…。
特に嫌いって訳でもないけどな~んかイマイチ腑に落ちないキャラ。
ライラもそうだけど、ゼスティリアのPTにはプレイしてて愛着わかないキャラが多すぎ。
ザビーダ
PTにおける真の良心。
帽子を受け継ぐ、っていうシチュエーション自体はありだと思うんですが、大問題なのは帽子を外せないところ。
最終的に一番好きだなぁと思えるキャラ。
ヘルダルフ
ラスボス、通称ライオン丸。
正直ここに書くまで名前忘れてたレベル、ライオンっていうのはよく覚えてるんですけどね…。
結末はスレイの項へ、最後の最後でコレです、台無し。
サイモン
重要そうに見えてただのおじゃまキャラでしたね。
改心してジイジを救うために銃の弾になってくれたりしたら評価高かったと思う。
セルゲイ
暑苦しいけどこのゲームの数少ない良心。
ジイジ
あえて言います。
な ぜ 殺 し た
まとめ
ちぐはぐなストーリー、愛着のわかないキャラ。
そりゃプレイヤーも憑魔と化しますよ。
※後編へ続きます。