木星の海を潜水艦でワーキャーしながら探索する「Barotrauma」のお話

2023/12/27 アクション , , ,

Steamの評価も「圧倒的に好評」が付くなどかなりの良作だと思うんですが、馴染みのないジャンルということもありイマイチ説明し辛いゲーム…!!
今回多人数でマルチプレイ出来る機会があったのでその感想も交えて紹介していきます。

プレイデータ

  • プレイ時間:99時間
  • 実績:35/69(50%)

木星の海には危険がいっぱい!未知との遭遇に驚かされること多数

タイトルの通り本作は木星の海を潜水艦で探索するゲームなんですが、海にはモンスターや謎の遺跡などが沢山潜んでいて常に危険と隣り合わせです。
巨大モンスターに襲われて潜水艦が沈んだり、沈没船を調べればゾンビとの遭遇からの感染などなど…突然の死も珍しくない、結構難易度が高いゲーム。
クラフト要素も結構充実していたり、スキルツリーによる育成要素などもアリ、潜水艦の自作も可能。

潜水艦を動かすのは一苦労、NPCにある程度任せることも出来ますがそこまで頭もよくない。
とはいえ1人ではどうにもならないのでしっかり動かすには人数は勿論ボイスチャットを使った連携がとても重要になります。
とはいえ1人用モードも勿論あるのでご安心を、ただ何人か集まってVCを使って遊ぶのが絶対に盛り上がります、というのもゲーム内VCの仕様がこのゲームの面白さの肝になっているからです。

プレイヤーキャラクターのステータスがVCと連動していて、気絶したり死亡したりすると会話が出来なくなります。
広い潜水艦の中は勿論、船外活動もあるためVCでのやり取りがとても重要、VCで繋がっているうちは良いですがいきなり会話が途切れたりする事もあります、そんなときは「何かアクシデントに巻き込まれたんじゃないか」と…。
前述の通り突然死が珍しくないバランスなので作業も常に緊張が走ります。
そんなところを楽しんでいくゲームですかね。

VCでのやり取りがとても面白いんですが、シングルモードも勿論用意されています。
多数のNPCに指示を出していく形ですが前述の通り頭はそこまで良くないというところをどう進めていくか…!!

とはいえキャンペーンモードはかなり長いのでシングルの方が向いてるかなと感じました。
マルチでキャンペーンを進めていましたが、ゲーム自体の難易度が高いせいでテンポがあまりよくないかなぁと。
結構しっかり稼ぎやサイドクエストを受けていかないといけない作りになっていて、マップ自体もかなり広くかなりまとまった時間が必要です、多人数プレイでクリア目指すならスケジュールも結構詰めていかないといけないのが難点かな。

裏切り者を探せ!「トレイターモード」が面白い

カスタムゲームで遊ぶならおすすめの設定。
いわゆる人狼モード、Among Usが好きな人にもおすすめ。

トレイターに選ばれた人は通常ミッションとは別のミッションが与えられて、それを遂行しろというモードになります、感染症を撒き散らしたり船を沈めたり等々…悪いこと多数。
他の船員はトレイターの存在を疑いながら仕事をしないといけないので、緊張感もまた違います。

人狼などと違うのが、トレイターを見つけても殺してはいけない点。
トレイターが死亡すると生存者の中から新トレイターが選ばれることに、ミッションを終えて最後まで護送しないといけないのですが、そこまでには木星の海に潜む未知との遭遇も控えているわけで…。
このモードだと普段あまり使わない装備にも出番があってまた面白い遊び方が出来ます。
やれることが多いゲームなので悪事の働き方もいろいろ。
原子炉をわざと暴走させてメルトダウンを引き起こせ!!(ミッション次第ですが笑)

おすすめしたい良作だけど導入までのハードルは高いか…!!

このゲーム、評価も高いし面白いポイントも多いんですが、実際に体験しないとなかなか伝わらない部分も多いんですよね。動画もあまりないし、話題にしてる人がそこまで居るわけでもなく…あと値段がそこまで安くないというのも難点かな。

ハマれば間違いないってタイプではあると思うんですがハマるまでのハードルは高め。
特に一人で始めるとわけわかんないことだらけだと思います。
野良マルチみたいなものも存在しますが日本人は基本いないでしょうしね(一応チャットの定型文があるので会話はできる)

なんかのアプデの際にもっと流行らないかなーと期待してます。

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